春の力を借りて

2016年04月28日(木) ブログ, 社員ブログ

こんにちは。
株式会社エフテック 社員のKです。
慣れないブログ記事執筆に戸惑いつつも
何とか締め切りに間に合いました。
稚拙な文章ですがお付き合いください。



─春。

電車には新入社員と思われるフレッシュな若者たちがちらほら。
真新しいスーツに身を包み、キラキラとした目でつり革を掴んでいる。
その日は晴天、日差しが眩しいのか、はたまた彼らが眩しいのか。
思わず目を伏せてしまう。

そんな彼らの横に立ち、しばし満員電車に揺られる。

停車駅に入り、日差しが遮られる。
つかの間の日陰が、眩しさに疲れた目に心地よい。

20160428_01


ふと窓ガラスに映る自分の姿に目をやると、
死んだ魚の目をしたオッサンがそこにいた。



これでは、いかん!
この季節にあやかって何か新しいことを始めよう!
手っ取り早くフレッシュな体験を出来ることは何かと模索する。


「そうだ、バイクの免許を取ろう!」


思い立ったが吉日、その日の夜に近所の教習所へ愛車(チャリンコ)で駆け込んだ。
こういう事は、思い切りが大事なのである。
1日でも間を置いてしまうと、やっぱりめんどくさいな、やめるか!となってしまうのである。
ちなみに私はB型です。

20160428_03


いざ教習所の門を叩いてみると、
いらっしゃいます、若者たちが!
見たところ大学生くらいの年齢であろうか。

よく、


「学生時代に戻りて~」


などいうフレーズを両手を上げて伸びをしながら口にする事が週に4、5回はあるが、
まさに今、その願いがかなった瞬間。
学生に戻ったのである!

だが違う!今の年齢のまま戻ったらイカンのだ!



その日はつつが無く入校手続きを済ませ、いよいよ初教習の日を迎えた。

適性検査を行う教室には、数人の教習生が既に着席していた。
皆さん10代、20代といったところか。

心地よい緊張と共に教習開始時間を待っていると、
ガチャっとドアを開けて教官が入ってこられた。


「や、山下真司さんだ!」


超イケメン、激似である。
私の頭の中でスクール☆ウォーズのオープニングテーマが流れる。

ここから、私の十数年ぶりの学生生活が始まった。
決して廊下をバイクで走ったりラグビーボールを蹴ったり花園を目指したりはしない。
目指すは、免許取得だ!

20160428_09


続いて初めての実車教習。
目の前に現れた教習車を前に、


「うお、すげえ!でかい!」


とさっき適性検査で知り合った学生さんと共にはしゃいでしまった。

ラーメン屋に行って出てきたラーメンを見て「うお、ラーメンだ!」とはしゃぐ人間はいないが、
この場合は許して欲しい。


最初の難関、引き起こし教習が始まった。
倒れたバイクを起こすというシンプルなもの。
だがバイクといっても実際は鉄の塊であり、その重量は200キロ近くある。


「ぬア゛ァ!!」


人生で2回目くらいの大声を腹から出してしまった。
冷静に見つめる他の教習生たちの目線が痛い。
ちなみに1回目は盲腸の手術後に抜糸した時である。

そしてその後、コツを教わると不思議なくらい簡単に起こす事が出来た。
バイクに限らず、何事もコツが必要なのである。
初心者はいつだってヒヤヒヤさせられる。

あっという間に2時間が経過し、、
共に教習を受けた学生さんたちと軽い談笑をして初日を終えた。

20160428_08


その日の帰り道は、景色がいつもと違って見えた。
この教習所通いをきっかけに、初心を思い出して身の引き締まる思いがした。

明日からの満員電車、窓に映る自分はどんな顔をしているのか。
少なくとも、昨日よりは目に力が宿っていると思う。


─何かを始めることに、遅すぎるということはないのだ。


最後に歴史上の偉大な人物からの名言をお借りして締めたいと思います。



“生まれてから死ぬまでを人の進化だとすると、年をとることは老いではなく進化だ”

                         小泉今日子(女優・歌手)



そして、もうひとつ最後に言いたいことは、
今の20代はスクール☆ウォーズを放送している時に生まれていないのである。



ここまで読んでいただきありがとうございました。



アーカイブ

Twitter